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V o l :2000/001
Date:2000/3/15

 そろそろ桜の便りにさしかかろうとしていますが、季節は几帳面に“三寒四温”を繰り返し、“三寒”に当たる日は、まだまだコートが離せない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 昨年は、GT・N-1を通して5度のポールポジションを取りながら、マシントラブルに泣かされて、N-1こそ1勝してシリーズ2位を獲得したものの、GTに至ってはシリーズ8位に沈んでしまったのはすでにご報告した通りです。トラブル発生時のポジションのままゴールしていたら…の仮定の中では“ブッチギリ”のチャンピオンを獲得している計算だけに、今年はメンテナンス体制を強化して…などと、今シーズンへの展望を画策していたのですが、2月に入って突然チームを離れることになってしまいました。良し悪しは別として、レース界には“よくあること”なのでしょうがないことですが、2年間“下ごしらえ”したチームでの“収穫の年”だったこともあり、僕としても大変残念な結果となってしまいました。まあ2〜3年に1度はこういう事態に見舞われているので“慣れて”はいるつもりだが、“一流チームの構築”と言った部分ではもう少しのところだっただけに少々残念な気もする。いずれにしても、新しく“若くて有能な新人ドライバー”を確保したチームには、是非頑張ってもらいたいと思っている。

 そんな訳で、1日も早く今シーズンの体制を皆様にご連絡したかったのですが、なかなか新しいチームが決まらず、ここまでずれ込んでしまいました。近年は社会の不況を反映して、レース界の裏舞台も“スポンサーをアタッシュケースに詰めた新人”がもてはやされており、“並みの力量”のベテランドライバーにとってはピンチな状況が続いています。
 そんな中、3月にはいって、幸運にも“名門、タイサン・チーム”のGT300にシートを得ることになりました。自分の置かれた立場、そして時期、これらを全て考え合わせても“この上ないシート”と言っても過言ではなく、かくなる上は、自分の技術と経験を最大限に活かしてチームに貢献するつもりです。

 チームは昨年中盤から“ポルシェGT3−R”をデビューさせ、4戦出場中、2勝しているチームで、GT-300のクラスではトップチームといえるチームです。歴史的に言っても、過去には“高橋国光、ケニー・アチソン、鈴木惠一、アンソニーリード、土屋圭一、”など内外の一流ドライバーを擁し、数々のタイトルを獲得してきたチームで、ここに自らの名を刻むことが出来たのも、ある意味誇らしい気分です。
 残念ながら、N-1の方ではシートを得ることは出来ませんでしたが、一方で同チームが挑戦する“ル・マン24時間レース”にも出場することになり、僕自身3度目のル・マンに挑戦することになりました。ここでも過去の経験を活かしてチームに貢献できると思っています。

以下、今シーズン、私の出場レースの予定です。
また皆様のご観戦をお待ちしています、お気軽にお申し付け下さい。

【全日本GT選手権、GT300クラス】
Rd.1  4/2      ツインリンクもてぎ
Rd.2  5/4      富士スピードウェイ
Rd.3  5/28     スポーツランド菅生
ル・マン  6/17〜18  ル・マン(LM-GTクラス)
Rd.4  8/6      富士スピードウェイ
Rd.5  9/10     T&I英田
Rd.6 10/1      美祢
Rd.7 10/22     鈴鹿

以上となっています。またできるだけ楽しい結果をご報告できるよう頑張ります、応援してください。さらにこれにとどまらず、アメリカ・ナスカーへの道も模索しています。こちらもスポンサーあっての実現ですが、努力しています。何か、情報でもあればご協力下さい。


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